
元美容クリニック採用担当から見た、美容看護師の履歴書・職務経歴書で「落ちないための注意点」をまとめました。
美容看護師は人気の職種です。
そのため、書類選考の時点である程度ふるいにかけてしまいます。
もちろん、すごく優秀な履歴書を書けば受かるというものではありませんが、書類を通過するには、「最低限のNGポイントを踏まないこと」が重要です。
私も採用担当としてたくさんの履歴書を見てきましたが、書類の段階で印象が低くなってしまうケースも少なくありませんでした。
今回は、書き方のテクニックというよりも、
「これは避けた方がいい」
というポイントを中心にまとめていこうと思います。
※本記事は履歴書・職務経歴書の基本的な注意すべきポイントを記載しています。さらにマニアックな攻略法や、採用担当が実際に見ていたポイント、面接官に刺さる志望動機や自己PRの書き方については、別の記事(note)で詳しくお話しする予定です。
そもそも履歴書とは?

履歴書とは、学歴・職歴・資格・志望動機などの基本情報を記載する書類です。
採用担当は履歴書を通して、
「どんな人なのか」
「基本的な社会人としてのマナーはあるか」
などを見ています。
採用担当者は経歴の中身よりも、いかに丁寧に作られているかを確認していることの方が多い印象です。
職務経歴書とは?
職務経歴書とは、応募者が自身の職歴やスキルを整理し、採用担当者にアピールするための書類です。

採用担当者は職務経歴書を通じて、
・具体的な業務経験
・スキル
・強み
・自院で活躍できそうか
を確認しています。
採用担当の経験から言うと、美容クリニックでは、履歴書よりも職務経歴書の方を重要視していることが多かった印象です。
履歴書は手書き?入力?
結論から言うと、どちらでも問題ありません。
少し前までは、「履歴書は手書きじゃないと!」
という世代の方も多かった印象ですが、
最近は採用担当者もデジタル世代に変わってきています。
むしろ美容クリニックでは、スタッフにInstagramやTikTokなどのSNS更新を任せることもあります。そのため、個人的には手書きにこだわりすぎて「アナログな人なのかな?」という印象を持たれてしまうよりは、入力にしてしまっても全く問題ないと思っています。
意外と忘れがち!日付の記載漏れ
これ、意外と地味に見られています。
医療の世界では、「うっかりさん」の印象はあまりプラスにならないどころか、人の命に関わることもあり得ますので、おっちょこちょいキャラの美容看護師は避けられる傾向にあります。
日付の記載漏れや誤字脱字は、「確認不足」という印象につながることもあります。
提出前に必ず、見直すクセをつけておきましょう。
私服すぎる証明写真はNG

美容だからといって、おしゃれを頑張りすぎる必要はありません。
逆に、あまりにもラフな服装だと
「美容だからといって気楽に受けているのかな?」
という印象を持たれてしまうことがあります。
書類に通ったとしても、印象が低いところからスタートしてしまうのはもったいないですよね。
無難ですが、スーツや清潔感のあるオフィスカジュアルがおすすめです。
証明写真のメイクは意外と見られています
病棟との違いはここかもしれません。
美容クリニックでは、スタッフの身だしなみもクリニックの顔になります。
もちろん、ノーメイク出勤は基本的にNG。
だからといって、派手すぎるメイクや古い印象のメイクも好まれません。
大切なのは清潔感です。
今っぽいナチュラルメイクくらいがちょうどいいと思います。
証明写真も意外と見られているので、気を抜かないようにしたいですね。
学歴・職歴は基本通り、丁寧に
ここは変わったことをする必要はありません。
学校名や病院名なども略さず、基本通り丁寧に書いていきましょう。
当たり前のことですが、所持している資格も全部書いておきましょう。
美容と関係ない資格でも、持っているものは書いておくことをおすすめします。
実際、面接の話のきっかけになることもあります。
面接が盛り上がる=コミュニケーション力の高さと評価され、美容クリニックにおいては他の応募者と差をつけることができるきっかけになり得ることがあります。
せっかく持っている資格なので、遠慮せず記載しておきましょう。
志望動機欄は長すぎても短すぎてもNG
びっしり書きすぎても読みにくいですし、一言だけでは熱意が伝わりません。
大切なのは、「なぜそのクリニックを希望するのか」です。
ここが曖昧だと、「うちじゃなくてもいいのかな?」と思われてしまいます。
実際、書類落ちする方は、この部分が弱い方も多かったです。
逆に理由がしっかり書けていれば、「一旦、話を聞いてみよう」と面接へと進みやすくなります。
AIで作った志望動機、意外とバレてます
最近はChatGPTなどで志望動機を作る方も多いですよね。
もちろん参考にするのは悪いことではありません。
でも、誰にでも当てはまるような文章になってしまうと他の応募者との差別化ができません。
「なんとなくいい文章」よりも、
「このクリニックで働きたい理由」
が明確に見える方が、採用担当には響きます。
職務経歴書は気合を入れすぎるな
嘘や過剰なアピールは必要ありません。
正確に書くことが一番です。
そして、
文字数が多すぎる職務経歴書は意外と読まれません。
採用担当は女性であることも多いので、
簡潔で読みやすいことはとても大切です。
可読性を意識して、「パッと見て分かる」職務経歴書を目指しましょう。
次の章で詳細を書きますが、需要なのは自己PR蘭です。
一番読まれるのは自己PR欄
個人的には、職務経歴書の中で一番大切な部分だと思っています。
面接に落ちる人にありがちなのが、「病棟時代こんなことを頑張りました!」というアピール。
もちろん素晴らしいことなのですが、採用担当が知りたいのは「この人が入職したらどんな活躍をしてくれるだろう?」ということです。
そのため、美容クリニックで活かせそうな経験や強みを書くことが大切です。
また、美容クリニックでは「患者さんのニーズを読み取り、サービスを提供する能力」が必要です。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、書類の時点で採用担当が知りたいと思っていることを書けていない時点で「接客業には不向きかも?」と思われたりしてしまいます。
他に記載すべき内容として、「長く働きたい意思」を書くのもおすすめです。美容業界はスタッフの入れ替わりも多いため、長く働いてくれる方はとてもありがたい存在です。
また、患者様との信頼関係を築くことだけではなく、スタッフとのチームワークや協調性に優れていることを書けるといいですね。
あとは採用担当に、「この人が入ったら職場の雰囲気が良くなりそう」とイメージしてもらえると強いです。美容クリニックって、結局チームワークが一番大事なんです。
志望動機と自己PRが同じ内容になっていませんか?
意外と多いのが、履歴書の志望動機と職務経歴書の自己PR欄がほとんど同じ内容になっているパターン。
実はこの二つは役割が違います。
「何を書けばいいか分からない」
「棲み分けが難しい」
という方も多いと思います。
面接官に刺さる志望動機や自己PRの書き方、採用担当が実際に見ていたポイント、他の応募者と差がつく少しマニアックな攻略法については、別の記事(note)で詳しくまとめる予定です。
興味がある方は、そちらも参考にしてみてください。
最後に
未経験から美容看護師を目指す方の場合は、履歴書や職務経歴書の作成サポートやアドバイスがうい蹴られる転職支援サービスを利用するのもおすすめです。
私も採用担当として多くの応募書類を見てきましたが、プロのアドバイスを受けて作成された書類は、やはり読みやすくまとまっていることが多い印象でした。
特に未経験からの転職であれば、一人で悩みながら作るよりも、第三者の目線で添削してもらった方が安心です。
もちろん、最終的に書く内容は自分の言葉であることが大切です。
今回挙げた「踏むべきではないNGポイント」を再度確認し、書類通過を突破しましょう!
