
今回は少しマニアックです!笑
この記事では、業界を知り尽くしているからこそ知っている、クリニック選びのコツをご紹介します。
美容外科、美容皮膚科、医療脱毛。
自分がどの分野で働きたいか決まったら、次に悩むのが「どこのクリニックを選べばいいの?」ということ。
美容クリニックは同じ美容外科でも、働き方や人間関係、教育体制までかなり違います。
今回は、業界歴13年の私なら転職するときにどこを見るか、という目線でまとめてみました。
まずは給料だけで決めないこと
これは個人的に一番伝えたいことです。
高いお給料の求人を見ると、つい惹かれてしまいますよね。
でも、私の周りでは、
「給料につられて入職したけどすぐ辞めた」
という方も少なくありませんでした。
逆に、「給料は少し低めだけど人間関係が良くて長く働いている」という方もたくさんいます。
もちろんお給料は大事です。
ただ、
・勤務地までの通勤時間
・休日はどのくらいあるか
・残業は多くないか
・教育体制は整っているか
・スタッフの雰囲気はどうか
こういった部分も同じくらい大切だと思います。
未経験なら教育体制を見ておく

未経験で美容に転職する方なら、教育体制は必ず確認しておきたいポイントです。
実際、同じ未経験歓迎でも、
・プリセプター制度がある
・研修期間がある
・マニュアルが揃っている
・先輩がしっかり教えてくれる
というクリニックもあれば、
「見て覚えてね」スタイルのところもあります。
私が一緒に働いてきた方の中でも、教育体制が整っている職場の方が、長く続いている方が多い印象でした。
面接では、
「研修期間はどのくらいですか?」
「未経験で入職した方は多いですか?」
と聞いてみるのもいいと思います。
ここでちょっとした裏技!
教育体制がしっかりしているかどうかを見極める方法としては
「たとえば一つの施術において、研修ではどのような流れで教育を行っていますか?」
と聞いてみることをおすすめします。
この時、教育のステップがスラスラと出てくる面接官のいるクリニックでは、マニュアルが整っていることはもちろん、面接をするスタッフまで教育体制について共有がすでになされていていることがわかります。
美容皮膚科ならメニュー数も見ておく

美容皮膚科の場合、
意外と見落としがちなのがメニューの種類です。
例えば、
・レーザー中心
・注入系が多い
・肌治療全般を幅広く扱っている
・再生医療に力を入れている
・医療脱毛も行っている
など、クリニックによってかなり違います。
また、
・価格帯
・施術件数
・導入している機械
によって忙しさも変わってきます。
私の周りでは、メニュー数が多いクリニックの方が覚えることは多いですが、その分いろいろな経験ができてスキルアップしやすい印象でした。
逆に、「一つずつじっくり覚えたい」という方は、あまりメニュー数が多すぎないクリニックの方が合うかもしれません。
メニューはホームページの料金表一覧から簡単に見ることができます。
余談ですが、私も将来的には美容外科で働きたいと思っていたものの、最初は美容皮膚科に入職しました。
理由は、美容外科は皮膚科メニューもあるクリニックがほとんどで、単純に未経験では覚えることが膨大すぎるだろうと思ったからです。笑
また美容皮膚科で皮膚科のことを一通り熟知してから美容外科の面接を受けた方が受かりやすいと思い。段階的に転職することでスムーズにキャリアアップしました。
美容外科なら何推しのクリニックなのかを見ておく

美容外科も、どこも同じではありません。
例えば、
・二重整形が多い
・クマ取りが多い
・脂肪吸引が多い
・鼻整形が多い
・豊胸が多い
など、クリニックによって得意なオペは違います。
当然、毎日見る症例も変わります。
私の周りでも、「目元整形のオペ介助をやりたかったのに、ほとんど脂肪吸引だった」という話はよく聞きました。
オペ介助に付きたい方は、「美容外科かどうか」よりも、「何をメインにしているクリニックなのか」まで見ておくことをおすすめします。
特に美容外科の場合、ホームページやInstagramの症例写真を見るだけでも、そのクリニックの推し施術やカラーは意外と分かります。
大手と個人クリニック、どっちがいい?

これもよく聞かれます。
大手には、
・教育体制が整っている
・福利厚生が充実している
・未経験でも入りやすい
というメリットがあります。
一方で、
・異動がある場合がある
・マニュアルが多い(自由度が低い)
・忙しい
と感じる方もいます。
個人クリニックは、
・アットホームな雰囲気
・異動がない
・患者様とじっくり関われる
という魅力があります。
ただ、院長先生との距離が近い分、合う合わないが大きいこともあるため慎重に職場を見極める必要があります。
私の周りでは、最初は大手で経験を積んで、その後個人クリニックへステップアップしたり、独立する先生についていくパターンが多かったですね。
オーナーや院長を知ることも意外と大事!
これは個人的にかなり重要だと思っています。
美容クリニックって、院長先生やオーナーの考え方がそのまま職場の雰囲気になることが多いんです。
また、医師が経営しているクリニックもあれば、医師以外がオーナーになっているクリニックもあります。
もちろん、どちらが良い悪いではありません。
ただ、経営方針や売上に対する考え方は変わってきます。
最近はInstagramやYouTube、TikTokなどで院長先生自身が発信していることも多いですよね。
話し方や考え方はもちろん、スタッフへの接し方や距離感なども、動画を見ていると意外と伝わってきます。
私も採用を担当していた頃は、「院長先生の人柄が好きで応募しました」と言う方は積極的に採用していました。
実際、一緒に働くことになるのは求人票ではなく「人」です。給料や休日も大切ですが、「この先生の下で働いてみたい」と思えるかどうか。
そこは意外と長く働けるかを左右するポイントかもしれません。
人間関係は求人では分からない
これもよく相談を受けるポイントです。
正直、人間関係だけは入ってみないと分からない部分があります。
ただ、
・スタッフの年齢層
・口コミ
・離職率
・面接時の雰囲気
などから、ある程度は想像できます。
面接のときにスタッフ同士が挨拶しているか。
受付や看護師さんの雰囲気はどうか。
意外とそういうところに職場の空気が出ることもあります。
また離職率などは面接時に聞きにくい内容だと思いますが、そんな時は転職エージェントの担当者に、クリニックの求人募集の頻度などを尋ねると教えてくれるかもしれません。
頻繁に採用募集を繰り返しているクリニックは、その分スタッフの入れ替わりが激しいことが予想されます。
募集要項でわからない部分は、転職エージェントの担当さんに頼りましょう。
気になるクリニックは比較してみる
個人的には、最初から一つに絞らない方がおすすめです。
美容クリニックは、「ここしかない」と思っていても、意外と他にもっと自分に合う職場が見つかることがあります。
求人票だけでは分からないことも多いので、
「とりあえず話を聞いてみる」
くらいの気持ちで情報収集してみるのもいいと思います。
私も採用担当として多くの看護師さんを見てきましたが、長く働いている方ほど、焦って決めるのではなく、複数のクリニックを比較していました。
次の記事では、
「美容看護師の求人はどこで探す?元美容クリニック採用担当がおすすめする探し方」
について書いていこうと思います。
美容クリニックへの転職にはちょっとしたコツがあります!
その辺りもまとめてみようと思います。


